日本のプレゼンテーターになるための勉強会


花咲和塾

(はなさきわじゅく) 






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お誘いです!



私と一緒に「日本をプレゼンテーション」してみませんか?

日本が培ってきた文化やその感性の素晴らしさを

アートやデザインといった観点から

国内外へ発信プレゼンテーションする仲間になりませんか?



建築家アーティスト 丸 岡 満 美     

(一級建築士事務所MoNo/デザートパワー主宰)





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暮らしに デザイン と アート を プロデュース
デザートパワー主催
一級建築士事務所MoNo内


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こんにちは。そして、はじめまして。

一級建築士事務所MoNo(えむおうえぬおう)を協同主宰しています

丸岡満美(まるおかまみ)と申します。

建築の仕事を離れてのデザインアート活動の際には

「デザインユニットMoNo」として

そして デザインやアートに関わる

<もの・こと・ひと>のプロデュースやコンサルティングは

「デザートパワー Des_Art_Power」というブランドで動いています。


このたび、日本の伝統に体験して学ぶための勉強会を立ち上げました。

「花咲・和塾(はなさき・わじゅく)」。

あなたにも ぜひ参加いただきたくて

メッセージを記させていただきます。




5年後のために今始めるべきこと

2015年度が始まりました。

日本に暮らす私達にとって「とても大事なタイミング!」

だと私は思っています。

世界中からのエネルギーが日本に集まる2020年まで、ちょうど5年

もう、おわかりですよね?

32回オリンピック・パラリンピック=東京オリンピックです。

アルゼンチンで開かれたIOC総会の

招致のための最終プレゼンテーションはセンセーショナルでしたよね。

英国人コーチ=マーティン・ニューマン氏に徹底的に鍛えられたとはいえ

恥ずかしがり屋なはずの日本人が 

堂々と表情豊かに繰り出したスピーチ。

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」は

その年の流行語大賞にも選ばれ 大いに盛り上がりました。

もう一昨年前の出来事です。

 

あの頃に比べると オリンピック熱も沈静化。

でも当然に 粛々と その本番の瞬間は近づいています。

開催の期日は 大会組織委員会によって

7月24日(金)~8月9日(日)と明確に発表されています。

現在、経済動向も手伝って、

来日外国人が過去最高を記録していますが

2020年は 今を上回る「日本への興味」が

世界を席巻することでしょう。

 

私が実践する日本のプレゼンテーションの形

ここで 私自身の 建築家アーティストとしての活動について

少しお話しさせていただきます。お付き合いください。

幸運なことに、私はこれまで海外にて

デザインユニットMoNoという形で

作品を創作し発表する機会を何度か得てきました。


その折りのテーマコンセプトの軸は いつも「日本的なもの」

2015年5月迄公開していた作品は、ずばりアート茶室。

その前に南仏で制作したアートの題名は「UKIGUMO=浮雲」。

これは、日本画「洛中洛外図」等でお馴染みの

大和絵特有の表現手法「すやり霞」をテーマにしました。

そのまた前の作品タイトルは「日本の光と気配」でした。


でも私は、日本美術や建築を特化して

専門的に学習・研究した経験はありません。

日本の伝統的な芸道武道を 正式に習ったこともありません。


茶道や書道などは 最近あるいは昔に 少し触ったかな程度。

歌舞伎や能狂言を見た回数は、片手で足ります。

神社やお寺をお参りしますが、作法に詳しいわけではありません。

着物は成人式以来ご無沙汰です。

もう この国に生まれ育ち暮らす人間として 

恥じいるほどの 伝統文化&習慣からの疎遠さです。

唯一 親しんでいる日本文化というと

和食 と 日本酒 といったところでしょうか。

日本の伝統文化については どれについても

「そんな世界があったな」という記憶が 頭の隅にある程度です。

 

それなのに 厚顔にも 創作テーマを「日本的なるもの」と

設定するその理由は 日本で生まれ育った私達が創れば

それは当然に 「日本的になるだろう」

という 漠然とした自信からです。


海外に飛び出して 異なる文化や習慣の中で時間を過ごすと

いかに自分が 日本的な人間であるか を痛感させられる。。。

とはよく聞く話しですが 私も漏れず そのひとりです。


日本の中にいると意識することもない 

自分の立ち居振る舞いや 物事の道理の考え方 

そして 心地良さや美しさの基準や対象が

やはり 日本独自だったりする事実に ハッとさせられるのです。


私達MoNoの作品写真をご覧いただくと一目ですが、

まったくもって、日本の伝統的な表現ではないし

正統派の日本美術からほど遠いものです。

日本固有の材料や伝統技法を用いるわけでもなく

むしろ とても現代的な工業製品だったり 

シンプルで小さな子供でも真似て作れたりする方法だったりします。


けれども 形だったり 色合いだったり 

大きさサイズボリュームだったり から

「なんとなく」「どう見ても」「やっぱり」と 

見る人が「日本」を 感じてもらえるものを目標に

日本らしさとは何か?を考えながら モノづくりに取り組んでいます。

そして実際に MoNoの作品に 触れてくれた海外の人の多くは

「なるほど、日本的」との感想を寄せてくれたりします。


実は こうして私が海外で出会う 

デザインやアートに関心のある人達の多くは

日本文化に 絶大なる尊敬の念を示してくれます。

そのコンセプト 美的センス 高度な技巧 

などなどに 興味津々です。

来日の経験はなくても 

大量の情報知識を持つ人も少なくありません。


例えば「日本から来ました」と 私が自己紹介すると

それだけで もう 文化度が高くて 

秀でた美的感覚を持っていると思われたりもするので

ハードルが高くなって困ります。

でも これは 日本に生まれ育ち

住まい続けていることへの とても恵まれた

幸せな特典だと思っています。


人は その土地で 長い時間を過ごすことにより

心身がその場所に相応しくなるよう育まれるのです。

たとえ異なる所で形作られたものも 

器や土台が変われば変化していきます。

細胞のひとつひとつに 潜在意識の奥深くに

見聞きしたこと 感じたことがゆっくりと

確実に蓄積されていくのです。

デザインやアートに取り組む時は 

必要に応じて 奥底のほうから 

適切な何かを取り出してくる・・・

私はいつもそんな感覚を持って創作しています。

 


 日本のプレゼンテーターになるための意識改革


日本のプレゼンテーターになるための まず最初の条件は

「日本で時間を過ごしていること」だと考えます。

特別に、特定の習い事や研究に精通していなくても良いんです。

長い年月と心血を注いで 武術芸事の道を究めた

マイスター名人達人が実践する日本のプレゼンテーションと

私達が目指すものは異なります。

その人達とは違う方法で 私達は実践すべきなのです。


現代のこの国での 日々の暮らしの中には 

無意識化されるほどに溶け込む 

伝統的な習慣が数多くあります。

毎日に見る風景の中には 

伝統的な意匠デザインが潜んでいるのです。

大切なのは それらの事象をしっかりと

自身の中で顕在化していくことです。

 

確かに、この100年余りの間で 

日本の伝統的な文化や習慣は

外部から 急速に流入してきた知識や技術から

大きく影響を受けました。


さらに この20年では

「情報」が大きくその質を変化させました。

自由にそれらを受容できる機器は

時空の制約から人類を解放させました。

結果、現代の地球上のあらゆる場所で 

文化や習慣の画一化が進んでいます。

 

異なる文化の流入や 技術革新は 

既存文化を途絶えさせたり 変化させたりします。

従来の「そのものらしさ」を 希薄化させたりもします。

 けれども 現代の日本においては 

その伝統的な文化や精神が 確かに息づいているのです。


私達が 日本のプレゼンテーターになるためには、

この隠れてはいるが確かに感じられる 日本の文化や感性を 

しっかりと掘り起こし 意識し整理せねばなりません。

 

そしてこの

「伝統や文化を見聞きし感じる」という行為は

今、この国に暮らす人の誰でもが 

少し意識するだけで 簡単に実践できることなのです。

それは 日本で生まれ育った人限定の 資格ではありません。

外国から移り住んできた人でも 

一時的に期間限定で暮らしている人でも

「日本のプレゼンテーター」になれる条件を備えているのです。

 

 

  日本のプレゼンテーター集団を目指して


前置きが長くなりましたが こういった想いから

「日本のプレゼンテーター」養成計画をはじめることとしました

様々なイベントを 一緒にコーディネートし

そしてプロデュースしていくチームを

作っていきたいと思っています。


ですがまずは 

気軽に誰でも参加いただける 勉強会を立ち上げました。

プレゼンテーションとか 

難しいことを考えるのは後まわしにして

とにかく、日本の文化体験をしてみようという場です。

お茶や習字、能楽歌舞伎、和食和菓子、各種武道や工芸技術、

そしてもちろん建築や庭園、、、、

こうして挙げていくと、きりが無くて 

やっぱり 早くに始めないと時間が足りないと感じます。

 

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・会名称 

花咲・和塾 (はなさき・わじゅく)

・主旨  

デザインアートの視点から 

さまざまな日本の伝統文化を体験する


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MoNoのデザイン・アートのプロデュース部門である

デザートパワー Des_Aer_Powerの活動拠点

「花咲スタジオサロン」に置きますので

会を「花咲・和塾=はなさき・わじゅく」と命名しました。

所在地が由来のサロン名ですが 

私はこの「花が咲く❀」という言葉が

とても気に入っています。

「達成」「成功」をイメージさせてくれる

良い言葉だと思いませんか?

この場所では きっと様々な人が 

それぞれの花を咲かせるに違いない!と信じています。

 

「塾」とは 辞書によると

「有為の人材を育成するインフォーマルな教育の場」

「自宅に人を集めて個人的な知識を伝授する組織」。

と言っても 特定の人物の意見や

情報に限定するものではありません。

一応は 私:丸岡満美が 塾長を務めはいたしますが

私自身も ここに集ってくれる人達と

一緒に学んでいこうと思っています。


単発ゲストを招いたり 

サロンを飛び出しての見学訪問も予定しています。

「日本を知りたい」という有志の仲間で情報交換しながら

この塾本体もどんどん成長変化させたいと考えています。


もし あなたがこのメッセージを読んで

共感してくださったなら ぜひとも 仲間になってください。

「花咲・和塾」が大きな花を咲かせるために。



●お問合せはこちらまで● 

デザートパワー事務局(一級建築士事務所MoNo内



  花咲・和塾のあゆみ

❀ 決起初回 2015年4月12日(日)開催  

      『狂言鑑賞と決起会』

    第1部 ・レクチャー「狂言を見る前に」
        ・横濱狂言堂(横浜能楽堂)鑑賞

    第2部 ・決起懇親会 創作フードとともに

    協力 南の島食堂(南絵里子氏プロデュース)


❀ 第2回  2,015年6月6日(土)予定

     『 日本の伝統文化を学ぶ第2弾 
        <煎茶道> をベルリン在住講師が伝授 

    ゲスト講師 煎茶花月菴流 水光庵 荒井満月 先生